かや裂き織
幡のサステナブルなものづくりを目指す取り組みの1つ、裂き織(さきおり)。裂き織とは、日常生活で使う衣類や布団をくたびれても捨てずに細く裂き、繊維状にしたものを再び織りあげた布のことです。 寒冷な気候で、古くから布が貴重とされてきた東北地方で、貴重品として「使い切る」という文化の中で発展した独自の技術です。 裂き織は、その工程のほとんどが人の手で行われます。
布を細く裂いてよこ糸をつくり、たて糸を一段一段。丁寧に織り込んでいく。 それは単なる作業ではありません。 人の手を通じて、ものを愛おしむ気持ちも一緒に織り込まれています。 だからこそ、機械では表現できない暖かみのある独特な風合いを生み出すのです。 『幸呼来Japan 』さんは就労継続支援B型事業所として、働くことを通じて、障がいのあるなしに関わらず、一人一人が自立した人間としてこころ豊かに過ごせる社会に繋がることを願う。という想いで就労継続支援を行っています。