いらかの波と雲の波。という歌いだしではじまる、鯉のぼりの歌を思い出すような風景です。
奈良市の中心部からほど近い歌姫町。写真は、旧街道沿いの古民家の屋根を捉えています。もともと平城山丘陵と呼ばれるこの付近一帯では、瓦に必要な粘土や燃料が豊富で、瓦窯跡がいくつも残っています。
初夏の日差しに照らされて、よく乾いた瓦。ちょっとお布団でも干したくなるような屋根です。こんなふうにカラッとした天気の日が、この季節は特に貴重に思えてきます。
今年は例年より早く西に到達した梅雨前線、北上のペースはややゆるやかなようですが、水無月という言葉の通り、厚い雲が垂れ込める日が多くなってきました。
6月中旬のこの季節は「夏至」です。ヨーロッパでは夏至祭などが盛んに行われ、天気も良く結婚式に最適とされるシーズンですが、日本では例年、梅雨の真っ只中。
二十四節気では6月中旬から7月上旬のことを指しますが、一年のなかで最も昼が長い1日を指して夏至と呼ぶこともあります。ちなみに、日の出の時間が最も早くなるのは、夏至の少し前。日の入りは夏至の少し後が一番遅いのだとか。
そういえば、夕方帰路につくころも、まだまだ明るい日が増えてきました。ときどき夏のような暑さの日があっても、夕方には涼しい風が吹く。
夕涼みで蛍を、という贅沢が叶うのはもう、ごく一部の地域の人だけかもしれませんが、葉を揺らす木々の音を聞いたり、草むらの茂るようすに目を向けたり。近所に神社があれば、6月の風物詩、厄除けの茅の輪を見つけることができるかもしれません。
初夏の日差しに照らされて、よく乾いた瓦。ちょっとお布団でも干したくなるような屋根です。こんなふうにカラッとした天気の日が、この季節は特に貴重に思えてきます。
今年は例年より早く西に到達した梅雨前線、北上のペースはややゆるやかなようですが、水無月という言葉の通り、厚い雲が垂れ込める日が多くなってきました。
6月中旬のこの季節は「夏至」です。ヨーロッパでは夏至祭などが盛んに行われ、天気も良く結婚式に最適とされるシーズンですが、日本では例年、梅雨の真っ只中。
二十四節気では6月中旬から7月上旬のことを指しますが、一年のなかで最も昼が長い1日を指して夏至と呼ぶこともあります。ちなみに、日の出の時間が最も早くなるのは、夏至の少し前。日の入りは夏至の少し後が一番遅いのだとか。
そういえば、夕方帰路につくころも、まだまだ明るい日が増えてきました。ときどき夏のような暑さの日があっても、夕方には涼しい風が吹く。
夕涼みで蛍を、という贅沢が叶うのはもう、ごく一部の地域の人だけかもしれませんが、葉を揺らす木々の音を聞いたり、草むらの茂るようすに目を向けたり。近所に神社があれば、6月の風物詩、厄除けの茅の輪を見つけることができるかもしれません。
日中、外を歩けば汗ばむことも増えてきたこのころ。素肌にうれしいアイテムがあります。幡ではおなじみの蚊帳素材を使った、かやインナーウエアのシリーズです。
スカートやワンピースを履くとき、素材がまつわりつかないように身につけるペチコート。かやペチコートは、もちろんその機能も果たしますが、綿素材なので汗をかいた肌にもべたつかず、さらに乾きやすいので、夕方まで気持ちよく過ごせます。
スカートやワンピースを履くとき、素材がまつわりつかないように身につけるペチコート。かやペチコートは、もちろんその機能も果たしますが、綿素材なので汗をかいた肌にもべたつかず、さらに乾きやすいので、夕方まで気持ちよく過ごせます。
ペチコートというと、スカートタイプのものが一般的ですが、普段ペチコートを履かない人にこそ、ぜひ試してみてほしいのが、新たに仲間に加わった、かやペチコートパンツです。
汗をかきやすい太ももまわりをカバーできるので、スカートなどに汗ジミができるのを防いでくれます。夏場でもお腹まわりを冷やしたくないとき、密着しすぎず優しく身につけられるのもいいところ。
汗をかきやすい太ももまわりをカバーできるので、スカートなどに汗ジミができるのを防いでくれます。夏場でもお腹まわりを冷やしたくないとき、密着しすぎず優しく身につけられるのもいいところ。
生地は、薄い蚊帳を二重に合わせた構造になっていて、ふんわりしていますが、空気を含んだ柔らかい素材なので、外のシルエットには響きません。化学繊維のインナーが苦手な方には、特に、うれしい肌触りです。
形はスタンダードなスカートタイプに加え、パンツ、タンクトップとワンピースの4タイプ。和装用のものもあります。
形はスタンダードなスカートタイプに加え、パンツ、タンクトップとワンピースの4タイプ。和装用のものもあります。
色味は晒と墨、肌に近い色合いの香色の3種類。肩まわりのシルエットがあまり下着っぽくないので、トップスを重ねたときにちらりとのぞいても大丈夫。お手持ちの洋服に気軽に合わせられます。