「読書の秋」といいますが、その由来を知っていますか?
暑さが和らいで、集中しやすい気候だから…というだけでなく、実はもっと深い理由が。
その由来は、中国の唐時代の詩人 韓愈(かんゆ)[768~824年]が読んだ漢詩『符読書城南』が元になっていると言われています。
もちろん、私も読めないのですが・・・こんな内容だそうです。
長雨もやみ空が晴れ渡る頃、初秋の涼しさが広がり始めます。
秋の夜には、ようやく灯火を親しむことができるので、やっと書物を広げて読書を進めることができる。
この、灯した明かりの元で書物を読むイメージが伝わり
読書=秋というイメージに繋がったのでは、という説もあるそう。
幡でも、いくつか書籍をご用意しています。
創業者であり写真家である、井上博道の写真がページを彩るものばかり。
どの本も軽く、ポケットサイズで気軽に読むことができるので、秋の夜長にパラパラと
肩の力を抜いて読むのにもおすすめです。
奈良の写真を見ているだけで、ここが日本のはじまりの地なのだなと実感します。
大切な人へのプレゼントなんかにも喜ばれるでしょう。
井上博道記念館・館長 西村によるコメントと共にご紹介します。
『万葉集 Man’yo Luster』
作家・リービ英雄が選んだ万葉歌。その歌からイメージした世界を、井上博道が独自の感性で写真に表現した一冊。装幀は著名なブックデザイナー・高岡一弥氏です。
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『美の脇役』
企画は司馬遼太郎、撮影は井上博道のコンビで出来上がった一冊。産経新聞に4年にわたって連載された記事が一冊の本になりました。
四天王に踏みつけられる邪鬼や石段に彫られた文様など、主役にはならずとも、独特の存在感を放っている「美」に注目した博道独自の視点が遺憾なく発揮された作品です。
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『日本のこよみ』
日本には、古来より季節をあらわす言葉として二十四節気があります。それぞれの美しい言葉の響きに、博道の写真がこの上なくマッチしています。文の担当は井上千鶴です。
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『IN NARA』
日本の文化は奈良に生まれ、日本国中に伝播しました。豊かな自然の中で移り行く四季。お寺や神社が護り続けた大和の祭り。町中に静かにたたずむ伝統的な古民家。奈良の今の風景には日本の原風景が垣間見えます。
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