この20~30年間、地球温暖化など世界レベルの自然災害の問題が深刻化しています。
自然の力を人間が抑制することはできません。だからこそ自然を守る為の根本を考えることが必要となります。
私達は、このmarrowというサステナブルコレクションを作ることにより、少しでも地球に貢献できればと考えます。
「売ること」に夢中になると「売れるもの」に関心が行き、売り上げを一瞬たりとも逃すまいと、生産をフル回転させてしまいます。
しかしずっとそのような事で良いのか。
私達メーカーの使命としてSDGs 12番目の目標である「つくる責任、使う責任」を今の段階で考えなければいけないのでは?
限りある資源を大切に使わなければと立ち止まり、商品作りの根本を見直す機会をもちました。
サステナブルな商品が出来るまでの2年半、沢山の先生方、企業の方、技術者の方々にご教授いただき、協力を得る事ができました。
自社のみでは実現できなかったこのコレクション。
各々が廃棄物をなくし循環型の経済システムを実践できれば、少なからずともファッション産業は「環境の破壊者」のレッテルをはがしていけるのではないでしょうか。
様々な業種の垣根を越え、先ずは2030年に向けてどこまで出来るのか。
日々試行錯誤しています。